堺市歯科医師会について
共に考え育てる歯の健康
一般社団法人 堺市歯科医師会
社団法人 堺市歯科医師会
〒590-0801 堺市堺区大仙中町18-3
FAX:072-243-8500
本会の前身である「泉州歯科医師会」は、1920年(大正9年)、堺、泉北郡、泉南郡、岸和田など大和川以南の泉州地域の歯科医師約30名が集まって結成された。
これが本会設立の源であります。結成当時は第一次世界大戦が終了した直後で、大戦後の大恐慌が世界中を席捲しつつある時代であった。
やがて、1925年(大正14年)には歯科医師法が改正され、翌1926年(大正15年)3月からは、日本歯科医師会、道府県歯科医師会、郡市歯科医師会の設立と法人であることが法制化され強制設立することになった。
同年10月大阪府歯科医師会の設立と共に、泉州歯科医師会は解散して堺市在住の歯科医師31名は、大阪府歯科医師会堺市支部として再編成され発足することになった。
本会の歴史の中でも最も激動期に当たるのは、敗戦色も濃厚になった1945年7月10日未明、堺を襲ったB-29による大空襲のために、堺旧市街地の大部分が焦土と化して多くの会員が戦災を受けた時であろう。
こうした痛手から立ち直りつつあった1953年(昭和28年)頃から、堺市歯科医師会館建設の気運が高まり、1956年(昭和31年)には、会館建設に備えて各会員が毎月500円の積立を始めたが、物価指数との対比からみて、当時のこの金額は実感としてかなりの負担額であった。
1960年(昭和35年)には、「社団法人 堺市歯科医師会」が設立され、1962年(昭和37年)6月に堺区大仙町5番14号に会館を竣工した。
本会は大阪府歯科医師会堺市支部である一方で、社団法人として独立した法人格を具えた歯科医師会にまで成長したのである。
現在、本会では日常の診療活動はもちろん、
保健センターでの乳幼児歯科検診、学校歯科検診、保育所歯科検診などを行っております。また、平成2年4月からは堺市口腔保健センターにおいて、障害者歯科診療、休日急病歯科診療(土曜の準夜間を含む)を実施し、市民の方々への啓発事業として「歯のスマイル館」の運営も行っており、また、堺歯科衛生士専門学校を開校し、歯科衛生士法に基づく歯科衛生士の養成を行っております。
尚、平成5年10月からは、在宅(往診)歯科診療の事業もスタートさせております。
平成20年5月に堺市口腔保健センター新館において、堺市重度障害者歯科診療所を開設し、より高度な障害者の方々に対する診療を開始した。
また、堺市歯科医師会事務局をこの新館内に移転致しました。
以上、地域医療に直接携わる本会の役割と責任は、益々大きくなって来ております。