第28期卒業生 岡野百恵
楽しい学校生活と喜びを感じる衛生士としての仕事
私は母と母の友人である歯科衛生士の方の勧めと手に職をつけることが出来る為、入学しました。歯科衛生士という職業を学校に見学に来るまで全く知らなかったので、勉強は初めてのことだらけで四苦八苦しましたが、友人や先生に恵まれ今までで一番楽しい学校生活を送ることが出来ました。
歯科衛生士になり約4年が経ち、障害者の方々とかかわる診療所に就職しました。主に、患者さんが歯科治療に適応するためのトレーニングや、全身麻酔を使用して患者さんの歯科治療をしています。コミュニケーションや診療すること自体が難しい方が多い中、患者さんたちが何かできるようになる度に些細ではあるが喜びを感じます。
また学会などに参加し患者さんのことをポスターなどにまとめ報告や患者さんに利用できるかもしれない情報収集し、日々勉強しています。患者さんに試し、効果を得られた際には色々なことを試して、患者さんにより良い影響を与えることが出来ればと思います。
様々な障害を抱える患者さん達の口腔内の管理やケアが難しい方のう蝕や清掃状態が改善され、ご両親や介護を担っている方から感謝の言葉を伝えられるたび、患者さんのためにちゃんとなっている、この仕事をしていて良かった、これからも頑張ろうなどの感情が湧き出てきます。
これからも誠心誠意、頑張っていきたいと心より思います。